わたしたちは

 

私たちは簡単に傷ついてしまう。 

身体としては
何年生きていても
心は柔らかく子どものままだ。
 
目を逸らされたら不安になり
罵られたら悲しく怒りが湧く。 
 
 
何歳になっても 
いとも簡単に傷ついてしまう。 
 

それが過去の痛みに紐付く傷なら 
古傷ごと疼き 
「私は大事にされる存在ではない」
というビリーフが太く硬く育っていく。 
 
 
傷つくのは一瞬で 
癒すのには時間がかかる。 
 

不安になるのは一瞬で出来る。
安心感を取り戻すのにはその何倍もかかる。
 
 
こんなに効率の悪い柔な心を持って   
どうして生きていかなければならないのか 
 
こんなに面倒くさい
捻くれた
頑固なインナーチャイルドと 
いつまで共に居なければいけないのか。
 
 
 
そうまでして私たちは 
愛を学ぼうとしているんだと思う。
 
どこまで傷ついても 
愛が見放したりしない事を 
 
人生をかけて試しているのだと思う。