私たちの身体は哺乳類だから

昨日は、小笠原和葉さん のトークセミナーに参加して来ました。  
(雨の予報だったのに、私が歩いてる時間は、ほとんど降られなかった…
ひひひ、ラッキー☆) 

和葉さん、いつもFBでお見かけしているので 
「久しぶり!」感が正直ありません…ありません…が、
リアルでお会いするのは超久しぶり♪ わーい♪←懐いているオレ 
 
   
 
何のセミナーに行って来たかというと  
Magellanミートアップ「街場のポリヴェーガル」 
です! 
たーのーしかった! 

今後の和葉節堪能DAY告知は 
 
こちらです。 
どうですか、皆さんご一緒しませんか? 
多分毎回面白い&為になるはず!損はさせません。(和葉さんが) 

 
んで、話を戻して…
昨日の和葉さんのトークのテーマは

「街場のポリヴェーガル〜より良く生きる為の神経学〜」でした。
(どうやら街場のポリヴェーガルとしては第二弾だったらしい。 )


私たちの身体を
私たちが意識しなくても
常に、「自律的に」「コントロール(調整)」してくれている
自律神経。ってのがありますね。 
こいつ(自律神経)が
24時間365日、心臓など動かしてくれているわけですよ… 
疲れてもサボったりしないんですよ…
ありがてぇ…


自律神経には、①交感神経と、②副交感神経があります。
 
交感神経は、頑張る(逃げる、戦う)神経。
働いてる時とか走ってる時に優位になる。
 
副交感神経は、リラックスする時に働く神経。
寝てる時とかに優位になります。


ここまでは多分一般的に、知ってる人多い。よね?
でも
②の副交感神経が実は2種類あったよ
という事を
イリノイ大学名誉教授のポージェス博士(Stephen W.Porges, PhD)が
「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経論)」として提唱…
したのが、1994年!です。
 
(で、それを私が  溝口あゆかさんから学び、知識として仕入れたのが、2年前の冬…!)
(あれは本当にすごい衝撃だった……)
(これはね、心理セラピストにもボディワーカーにも必須の知識だと思う)
(いや家庭のお母さんにも!会社で働く人にも!
いや、てゆーか、人間なら全員知って欲しい!!
だって、人間は哺乳類だから。自分の身体の仕組みを知った方が良い。)
 
私は、理系出身かつ勉強は続けててるとは言え、ど素人。
「ポリヴェーガル理論を理解してる」とは口が裂けても言えませんがね。
 
あ、参考図書のAmazonのリンク貼っておこ。  
こちら→「ポリヴェーガル理論入門」ポージェス博士
とか、あと、私が読んだやつで、
簡単版なのが これ→「今ここ」神経系エクササイズ〜はるちゃんのおにぎり〜
 
です。 
興味あったらぜひ読んでみてください。
 
んでは続きます。 

副交感神経 ってやつが
 
ー背側迷走神経
ー腹側迷走神経 の2種類に 分かれてるよ…!?

ってところまで、意味を理解している人は、
まだ世の中の一般の人的には、非常に少ないわけです。 

(「普通の人」にこの身体の叡智を広める活動をしている和葉さんには
積極的なスタンディングオベーションを表現したい… 
まじ、尊敬…と、思う所存です。)


そして、腹側迷走神経を持っているのは、
哺乳類だけです。


【哺乳類だけ】が持ってる神経だから。
腹側迷走神経(社会神経とも呼ぶ)ってのは。
なぜ、哺乳類だけ、この神経が発達する必要があったのか?


あぁ〜〜爬虫類にはない、この愛しき迷走神経…💕
これが、
群れで暮らす種族としての人間の幸せの鍵を握っているのです…


哺乳類は
1人(1匹)では、かなり、生きのびずらい種族なんです。
だから、群れで生きる。
その時、相手の状態が読み取れないと危険です⚠️危険!
 
だからパッと見た相手が
「(目が充血して大声を出している)怒っている!」
「(肩を落として表情が暗い)落ち込んでいるのかな…」
「(泣いてる)悲しいのかな…」
「(笑ってる)大丈夫そうだな…」
と、「分かる」わけです。


顔の表情筋や声の抑揚、発汗、震え、体の筋肉の緊張、
などなどから、
私たちはかなり繊細にシグナルを読み取りあっています。
(無意識のうちに)

 
「安全か」「危険か」の判断は、
ニューロセプション(命名byポージェス博士)という機能が
「自動的に」やってくれてます。


「安全か」「危険か」の判断は
ニューロセプションが自動的に…
自動的に、【認知を介さずに】、やっているわけです。


だからね

「大丈夫!大丈夫!」
「リラックスして良いんだ!」
と、いくら自分に「言い聞かせ」てもダメなの。

もし、ニューロセプションが「危険」という判断を下していたら、
私たちは、心も身体も本当の意味でリラックスする事は出来ない。


哺乳類である人間が
安心やリラックスを感じる為には
背側迷走神経領域の「リラックス」(1人で感じるリラックス)
だけではなく、


社会神経領域の「哺乳類同士で繋がりあう事によるリラックス」
を使えるようになる必要があり


もしそれがうまく使えていないならば
ニューロセプションの司る、
【無意識の領域】に働きかける必要がある。

 
例えば
子供時代のイジメトラウマから
対人恐怖症になる人とかも、


それは「大丈夫!」「大丈夫!」と唱えるのではなくて
(無理やりに認知を変えさせようとするのではなくて…)


イジメの時に起きた「神経的な対処」
(トラウマの場合、生命の脅威によるフリーズ)の結果、
それ(対人恐怖による極度の緊張など)が起きているのだ…
という事を認識しておいた方が良い。


そして
身体が、社会神経が働いて、無意識領域でリラックスして
初めて
人との関わり合いは、安全で成長を促すものになります。


だからさ
今まで何十年も生きてきた、
トラウマまみれの私たちだから、笑
(トラウマが一個もない人生とかあり得ないからさ)
(虐待とかイジメとか受けてないふつーの人にもイッパイありますからね〜)


無理やり認知を変えるんじゃなくて
まずは
身体(神経)が学んできた
たくさんの無意識領域のフリーズ
溶かしていこう。

 
私たちの体は哺乳類だから
誰かと一緒にやるのも、超おススメです💕

(クラニオ受けるのもめっちゃ良いよー)
(わたしの個人セッションもどうぞー) 
 
(そしてもちろん、人と一緒に居る時間が多すぎて、疲れてる人は  
=育児中とか…介護中とか…集団行動とか…
1人でリラックスする時間も取りましょうね♪)

 

私たちの身体は哺乳類だから」への2件のフィードバック

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