自分じゃない自分と旅する(2)

田中 朋子さんの、 セッションご感想です。
自分じゃない自分と旅する のつづき。

ちえさんのセッションは結構至近で入れてくれたんですが
私は初めて尻尾をつかんだ(?)強い感情の理由がしりたい。
凄く怖いんだけど(エネルギーがつよくて、です。分からなくて、じゃない)

ちえさんからこんなメッセージ(一部のみ抜粋)をいただきました。

怒り、は、とても強いエネルギーです。
でも、どんなに強い、恐ろしいパワーを感じても、
やっぱり「エネルギー」ですので、
解放する事が出来ます。

もしかしたら参考になるかもしれないので、
私の師匠の溝口あゆかさんが書いた「怒りの解放の仕方」
というコチラブログ記事URLを貼りますね。

怒り、恐怖など、感じている身体の「感覚だけ」に集中して、
それを運動エネルギーにして解放する事が出来れば、
必ず「怒り」は去っていきます。

もちろん、こうしてみたらいいよ、とか
やらなくてもいいよ、というあったかいお言葉も戴いたんですが

とりあえず降りて行ってみよう。

そう思いました。
というか、すでにあのエネルギーにあてられていて何も出来なくて
「母業」がおろそかになるんでなんとかしなきゃ、が先・・・
(ああ、実務・・・。)

なんどかこっそり覗き見で戻って来てしまったあとで
意を決して こまちゃん(と命名・・・)の前に立つ。

何度ものぞいていたわたしに当然気付いていたこまちゃんは
まだ怒ってるけど 強い怒りじゃない。

この先に誰も入れるな、って言われてると
言ってるみたいです。

この先?とおもって見ると
こまちゃんの後ろは 殆ど真っ暗な部屋みたいなところで
目を凝らすと だれか女の人が呻くみたいにして突っ伏している。
きちんと正座をし、でも床に突っ伏して
泣けない、でも涙を出してしまえたらどんなに楽だろうかと
諦め、怒り、かなしみ、無力感、責任感、
そんなものが渦巻いていて近寄れない。
私ではないです。(あんなに華奢じゃない、残念だわー)

ああ、あの怒りとかの複雑な、もの凄いエネルギーは
こまちゃんじゃなかった
この女性からでているモノだ
この女性が 封印するって決めたんだ
だから誰も入れるなって こまちゃんに頼んだんだ

それがわかったら
ぼろぼろ ぼろぼろ涙が出てきて
胸が潰れそうに悲しくなって
仕方無い しかたないんだって繰り返してる声があって
誰のせいでもないって言い聞かせてるそのひとがいて
でも 彼女がどうすることもできないところで
愛する家族が殺されるんだ ってことがわかりました。
彼女と娘は逃がされるらしい。
上手く言えないんだけど もうスゴイ気持ちで
その大事なひとが 生きろっていうから生きなくちゃイケナイ
でも 他の方法はないのか
そんなもの あるわけない
だから私はこの気持ちを 誰にも見せてはいけない
そんなふうに 泣けずに苦しむ彼女のきもちが言ってました。

3時間くらい泣いてました。
わたしが。

ときどき彼女の感情がぶわっておおきくなって
苦しみがぐわーーーっと襲ってきて
真っ昼間の アメリカのわが家のリビングで
時々声をあげて泣きました。

わんわん泣いているわたしを こまちゃんは見ていて
「もう子供が帰る時間だから行かなきゃ」と思ったら
もう怒っていなくて 悲しそうにしているこまちゃんになっていて
ちえさんのメールでおそわったように
また来るから待っててね と言っておきました。

これが、とんでもない記憶?に手をかけちゃった翌日の話。

《つづくのだ。》

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