(今日、母の付き添いで病院へ行って、そこのお庭に咲いていたソメイヨシノです。
とーーっても、綺麗でした。桜って、散り様も美しい。)
突然ですが、癒しの為のセッションってどんなものでしょうね?
壮大すぎるテーマですがね。笑
癒し系のセッションを提供している身として……
私が思うのは「癒し」って、「自分を理解すること」なんじゃないかなぁ。
(これは、うちのお庭に咲いてるチューリップ?ですヽ(o´∀`o)ノ〜♡かわゆい。)
えと、もうちょっと詳しく書いて見ます。
ある人は、カウンセリングとは、「問題解決だ」って、おっしゃいます。
それも、よく聞く視点です。
一つの見方として、間違っていないだろうと感じます。
ただ、その括りでいうと、私の提供しているものは、カウンセリング…ではないです。
(だから、私のメニューの名前も、カウンセリング、じゃなくて、セッション、としているけれど。ね。)
私のセッションを受けてくださるクライアントさんは、
もちろん、何か出来事が起きたり、人生に何かしらの(本人的には)問題があって、
悩んでいたり、傷ついていたりします。
それは、もちろん尊重します。
人生が全て100%happyで思い通りの人は
癒しのセッション受けようとは、あまり思わないでしょうから……。
でも、別に何も問題がなくっても
心のメンテナンスとして受けてくださったり、
自己研鑽の一種として受けてくださっていたり……
セッションを受けてから、体調が良いから、と続けてくださったり……
受けてくださる理由は、人それぞれ、色々なんです。
で、私ね、受けてくださる理由は、なんでも良いんです。
セッションするの、とっても楽しいんです。笑
好きです。
セッション。
自分がクライアントで受けるのも、セラピストとしてセッションするのも、大好き♪
面白そうだから、でもOK。
私に興味があったから、でもOK。
でも、もし、私が個人的に
最も嬉しい私のセッションを受けてくれる理由があるとしたら
それはなんだろう?って思った時
やっぱり
「自分を見つめたい」
「自分を癒したい」
「自分を愛したい」
こんな動機で、私のセッションを受けてくださる方がいらしたら
個人的には、ドンピシャなセッションが起こってくるだろうなって思います。
「見つめたい」も、「癒したい」も、「愛したい」も、ここでは同じような意味ですが。
私は、セッションで、どんなにどんなに傷ついて悩んでいらっしゃる方が居たとしても
・解決すべき問題 がある
という視点ではその方を見ていません。
そして、でもそれは、「問題にフォーカスしない」という意味でもないんです。
ちゃんと、クライアントさんが「問題だ」と思っていらっしゃることは、重要視しますよ。
それがセッションのテーマですからね。笑
(当たり前ですが、ご本人のおっしゃるテーマを無視することはしません。)
でも、
「ああ、この方は、これが問題だ(辛い)って思っているんだなぁ」と認識はしても、
「確かに、これは問題だよなぁ」っていう、視点には立たないです。
例えば
「結婚したいのに、出来ない…長らく、彼氏がいなくて、寂しいんです」
というお悩みで来た方が居たとしても
「結婚したいのに出来ないなんて、そりゃ寂しいだろうなあ」
とは思わないし、
「じゃあ、結婚できるように、メンタルを整えるサポートしますね!」
という視点では、私は、見ません、ってことです。
ご本人に問題があるとは見ません。
でも、本人が問題があると認識している、ということは、丁寧に見ていきます。
(これって大きな違いなんですが……伝わるでしょうか?汗)
そして、その理由を、解きほぐして、ほどいて、癒していきます。
なぜ、それを問題だと思うのでしょう?
どうして、そう思うのでしょう?
どんな時に、それを感じるのでしょう?
いつから、そう思っていたのでしょう?
あなたにとって、結婚って(または家族って)どんなものですか?
それがないと、どんな風にあなたは困る?
どんな風に、あなたは辛いの?
あなたにとってそれはどういう事なのでしょう?
………………
他にも、色々。
多分、わりと沢山、質問します。
あ、ちゃんと、ご本人のペースに合わせて質問しますから、ご安心くださいね。
そして、質問の答えがなかなか出てこない時、(よくあります)
アプローチを変えるという作戦もありですが
まずは、その時間は、「大切に待ち」ます^^
セッションは、私の意見やアドバイスなどをお伝えする時間ではありません。
クライアントさんご本人の内側を辿っていく時間なんです。
全てのリソースは、全ての答えも、ご本人の中にあるんです。
だから、私がするお仕事は、ある意味、「それ」が湧き上がってくるのを待つだけです。
(その為に必要な質問、必要な事は、行います)
だってね
「問題」って、ご本人が「問題だ」と認識するから、問題になり得るんですよ。
(これは、自分の思考が自分の現実を作り出している、という意味ではないですよ、念のため)
単純に考えてね
同じ状況でも、問題だと思う人と、思わない人が、居るんです。
苦しむ人と、そうでもない人が、居るんです。
だったら、大事なのは
「問題を解決すること」ではなくて、
「問題を、問題たらしめているものは、何なのか?」
を、見つけていくことです。
そこには、ほぼ必ず
自分では気づいていなかった、傷ついた過去、記憶、または、ネガティブな思い込み、
きっかけがあるので、
私は、それを一緒に探しに行きます。
そして、見つけたら、そこを、癒していきます。
ちなみに、、、、丁寧に丁寧にガイドはしますが、
探すのも、見つけるのも、癒すのも、
クライアントさん、ご本人のお仕事です。
でもね、これがね、自分1人では、なかなか、なかなかできないから、
セラピストのガイドが役に立つわけです♡
(今日の千葉県各地は、桜吹雪、でした)
(桜って、すぐに散ってしまうから、名残惜しいですね)
※私がセッションの軸にしているのは、溝口あゆかさん提唱の
「インテグレイティッド心理学」です♪