月曜日は、BYC(ブリッジングイヤーコース、セラピスト未満からセラピストへの橋渡しコース)の講座でした。
(簡略化したものはオンライン瞑想会でもやったりしてます)
地に足付けて生きる事は人間の基本です。
でも、多くの人が(私自身も含めて)その事を忘れています。
頭だけがグワーっと稼働していて
身体が置き去りになっている時間の、なんと多い事でしょうか。
(ええ、自分にも言ってます)
足の指を、ちゃんと左右に5本、感じる事、出来ますか?
足の裏を感じる事、出来ますか?
ふくらはぎは?すねは?
……私はこの日、ふくらはぎの存在を忘れてましたよ。笑
毎日当たり前のように、支えてもらってるのにね。
足の指から、腰までの繋がりが、なめらかに回復していくと
そもそも、足から腰までゆっくり丁寧にグラウンディングしていくと…
あれ、それだけで、
良くある事だし、当たり前の事なんです。
私たちって、どこかネガティブな感情や感覚があると
ついそこが気になってしまうという性をもっていますよね。
(これもこれで、生き物として当たり前の反応なのですが)
でも、身体全体を見た時には、ネガティブ感はごく一部かもしれないんです。
今、この瞬間、
「自分」という、あなたが宇宙で最も愛すべき生命体の
「全体図」を見た時、
「まぁ今のところ大丈夫だな」というポイントが
きっと、あるはずなんです。
たとえ、
「いえ、私は家庭環境も悪かった、仕事もうまくいかない、
人間関係が苦手で、パートナーシップもダメで
これもダメであれもダメで挙句の果てにはあっちもダメで…
全体的に暗いネガティブな世界観です…」
と言いたくなる人でも、
たとえば
「…今、美味しいご飯を食べてる時間くらいは、
(or お風呂にゆっくり入ってる時間だけは…)
その事にフォーカスしなくても良いかな」
という瞬間が、きっとあるはず。
ツライ事や、痛みを、忘れなさいと言ってるわけではなくて
気にするな!と言ってるわけではなくて
あなたの身体には、大丈夫な場所があるはずだよ。
探してごらん。
と、言いたいんですよね。
(「大丈夫な身体感覚を得られる場所」が、増えれば増えるほど、
あらゆる苦痛やトラウマを解放しやすくなっていきます。)
私たちは全身と共にある存在です。
足の指、足の裏、足首、ふくらはぎ、すね、ひざ、
ふともも、股関節、おしり、おなか
みぞおち、胃、胸、のど、背中、腰、
首、頭、顔…
ひとつひとつに意識を向けて、ゆっくり優しく手のひらで触って
自分自身の全身の細胞たちと、繋がりあってみましょう。
きっと、なにか感じるものがあるはずです。
身体にいつも安心がある事を、あなたの身体が思い出してくれますように。