HSPあるあるなのか、
自己価値どん底経験の長い人あるあるなのか、
「私なんかと遊んでも楽しくないのかも」
「人と何を話したら良いのか分からない」
「私なんか頭も良くないし可愛くもないし好かれるわけがない…」
「うち、貧乏だから◯◯買って貰えない、惨め…」
「どこにも居場所がない感じがする」
「私なんか何をしても無駄だ」
こう思っていた頃
いや
「思っている」という自覚もないまま思い込んでいた頃
ずっと暗闇の中に一人ぼっちで生きていたような気がする。
これら全ての「思い」は幻想だ。
頭の中にしか無い「私物語」という幻覚だ。
でもずっとその幻覚を真実だと思い込んで苦しいまま
キラキラして見える明るい子たちみたいに
上手に生きられない自分で生きてきた。
友達が不機嫌な顔をすれば不安になった。
恋人が不満げな表情なら私が何とかしなければいけなかった。
上司が怒ったら自分が悪いんだと思った。
ずっとずっと生きずらかった。
だけどどう生きたら私にとっての正解なのか分からなくて
「正論」で自分を武装して
心の中で相手を攻撃して
先祖代々からもともと持っている「被害者」のトラウマを深めた。
(※先祖代々生まれながらの王者で
落ちぶれた歴史のない王族とかでも無い限り
全員「被害者」の傷は持っていると思われます^^)
でもその暗闇は私の友達であり、
密やかに、多くの人の友達でもあった。
その黒いマントの内側に
みすぼらしい自分を隠してくれていた。
かっこ悪い傷を許してくれていた。
正しく振る舞えない自分を包み込んでくれていた。
そしてその暗闇をまとっている友達は、
案外たくさん居たんだ。
なんだ、あなたもそれ着てたの?
その真っ黒のローブ。
私も着てたんだよ。
すっぽり頭から被ってた。
ああ、お揃いだね♪
暗闇が
私を守っていてくれたと知るまで
ハートを閉じていたコンクリートの壁が
健気な愛だったと知るまで
私は私のままで良いんだと心が理解するまで…
一緒に伴走してくれるのがセラピストだと思うんだなっ。
【この日の結論】
小説家はみんな根暗。