「パートナーが怒りっぽい」後編

 
 
「パートナーが怒りっぽくて
八つ当たりされてストレスが溜まります。
どうしたら良いでしょうか?」 
 
「パートナーが怒りっぽい」前編
の続きです。
 
→パートナーを変えようとする前に
自分に向き合おう。
 
→まずはたった1人で幸せになろう。
 
の、続きです。
 
 
まずは自分に向き合って
自分をケアしましょう
という所まで来ましたね。
 
 
でもさ、
その間にも、
パートナーは怒りっぽい訳ですよ。 
 
 
 
では、その、
怒りっぽいパートナーはどうするの?
 
 
「心の境界線」
引きます。
 
ある意味、見捨てましょう。
  
 
冷たいと思うかもしれないけど
 
 
パートナーの八つ当たりを
あなたが受け入れて
ケアしてしまっている間は
 
 
パートナーは決してそれ(八つ当たり)を
自分自身の力で
どうにかしようとはしないでしょう。
 
(だってあなたが文句言いつつもケアしてくれているのだから…) 
 
 
あなたが
「それはあなた自身の問題ですよね」
「私の責任範囲ではないですよね」
という態度を貫く事によって
 
 
初めて
 
 
パートナーは
自分自身の怒りっぽさ
八つ当たりするエネルギーを
 
 
自分の手に持つ事になるのです。
 
 
 
私の心の傷は、私がケアする。
  
 
パートナーの心の傷は、
パートナー自身が請け負うんです。
 
 
 
(いつも怒りっぽい、
すぐヒステリックになる、
八つ当たりする、人は、
何らかの心の傷があると思われます)
 
 
自分の心の傷は自分が請け負うんです。  
 
あの人には出来そうもない?
あの人は、きっとそんな事はやらないだろう?
  
(はい、そういう方も居るのも存じ上げております) 
 
それなら、
それも彼等(彼女等)自身の選択です。
  
 
ずっと怒りっぽくて
自分の心の荷物を 
誰か持ってよ!
と周りに当たり散らす…
 
 
そのようにして生きていく人も居ます。
 
(それが悪いと言ってる訳ではないです。
幸せになりにくいと言ってるだけ。)
   
 
あなたが自分をケアして幸せになっても
 
 
パートナーが
自分の心の問題を
どうにかする事は…
 
出来ないかもしれない。
 
でも、もしかしたら
 
出来るかもしれない。
 
分からないです。 
 
それは、相手に任せてみましょう。
 
 
境界線を引く事は
ある意味
パートナーの潜在能力を信じる事です。
  
本当はこの人は
私がケアしてあげなくても
大丈夫かもしれない…
パートナーの内側の力を信じる行為です。
 
 
そしてそれは
あなた自身が
「私は私の心のケアが出来る」
「私はちゃんと自立して生きる力がある」
と、自分に対して思えるかどうか…
 
も、大きく関わって来ます。
 
 
相手を信じる為には
まず自分を信じる力が育ってないと
なかなか出来ません。
(だから、やっぱり自分に向き合おう♪)
 
 
  
どちらにせよ
 
あなたも
パートナーも
 
大きな大きな視点から見れば
 
まったく何の問題もなく
 
ただ一生懸命に生きている生命体です。
 
  
その事を忘れずに
 
最終的には
「自分はどうしたいの?」
「自分はどう在りたいの?」
 
自分に向き合って
心の真ん中の本音からズレないでいれば
 
答えは自ずと現れて来ます。
 
 
別れて別の人とやり直すのか
 
または
自分を建て直すうちに
2人の関係性も変化していくのか…
 
 
それは神のみぞ知る…ですね。
 
  
終わり。
 
(ご愛読ありがとうございました)