【絶望した後に本当の平和がやってくる】
私は怒っていたので…
怒っている事にすら
まったく気づかないまま
誰にも悟らせないまま
平気な顔をして…
そうやって自分さえ徹底的に騙しきって
ずっとずっと怒っていたので
はち切れて爆破して
どうしようもなくなっても
誰かに当たる事は出来ない。
それ(八つ当たりね)が出来る人を見ると
ビックリして
コドモっぽいよね、
と、したり顔で批判しつつ
実のところ
羨望の眼差しで見てしまうくらいだ。
密かにずっと怒っていた時というのは
実は
「誰かなんとかしてくれよ」
と、願っていたんだろう。
めちゃくちゃ怒っているのに
改善の為に立ち上がる事が出来ない時は
誰かの被害に遭っている訳ではなくて
私が私を
勝手に
「無力」に仕立て上げている時だ。
初めて
「あぁ
自分でどうにかするしかないんだ」
「誰かが何とかしてくれる訳じゃないんだ」
と分かる時というのは、
それは全く悲しい事じゃなくて
むしろ…
自分に力を取り戻す
光のプロセスであった事に気づく。
無力感や
犠牲者感や
被害者意識の底に
いつも眩い光がある事に気付く。
あなたも
あの人も
私も
大丈夫だと分かっておこう。